証券パーソン日記

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「踊り場」でも強い動き。

2007年04月04日

新年度入りして最初の月曜日(2日)、日銀企業短期経済観測調査(短観・07年3月調査分)が発表されました…。

企業の景況感を示す業況判断D.I.(「良い」と答えた企業数の構成比-「悪い」と答えた企業数の構成比、単位・%ポイント)について、今回も全国、近畿、京滋で比較してみました。製造業全般では、05年9月、05年12月、06年3月、06年6月、06年9月、06年12月、07年3月、07年6月予想の順に、

全国…+8、+12、+12、+12、+13、+17、+15(前回予想:+13)、+12
近畿…+12、+14、+13、+15、+15、+19、+15(前回予想:+15)、+12
京滋…+4、+11、+17、+20、+14、+13、+11(前回予想:+10)、+3

となっています。

06年3月、同6月に全国、近畿をともに上回っていた京滋は、07月6月予想では逆に落ち込みが際立つ結果となりました。「京滋企業の力強い動きや優位性は終わってしまったのか?」という感じがしないでもないですが、製造業大企業(資本金10億円以上)で見ると、「京滋が全国、近畿を上回る」という傾向が続いています。05年9月、05年12月、06年3月、06年6月、06年9月、06年12月、07年3月、07年6月(予想)の順に並べると以下のようになります。

全国…+19、+21、+20、+21、+24、+25、+23(前回予想:+22)、+20
近畿…+22、+22、+18、+21、+25、+27、+25(前回予想:+25)、+23
京滋…+22、+27、+30、+30、+41、+44、+41(前回予想:+39)、+36

06年9月時点では京滋のD.I.値が+41(06年6月比プラス11)となり、全国(+24、同プラス3)、近畿(+25、同プラス4)を数値、伸び幅ともに大きく引き離し、06年12月では+44を記録。07年3月も+41と高水準の数値になりました。07年6月予想は07年3月に比べて大きく低下し、下げ幅も全国(マイナス3)、近畿(マイナス2)を上回るマイナス5となって、これまでの高い成長から「踊り場」に差しかかった感が強くなってきたものの、京滋が全国や近畿を大きく上回る状態に変わりはありません。

また、日銀京都支店では、07年4月2日に発表した「管内金融経済概況」の中で、京滋企業の「製造業の生産活動」について、

「業種別にみると、一般・精密機械は、液晶関連が幾分鈍化しているものの、自動車関連や半導体関連を中心に増加している。加えて、このところ環境規制強化に対応した関連機器が増加している。 電子部品は、デジタル家電、ゲーム機向けや車載機器向けなど需要の広がりがみられることから、増加している。」

との見方を示しています。

本決算の発表を控えたこの時期は株価の動きも軟調な展開となりがちですが、決算発表が本格化する前に、一般機械、精密機械、電子部品に関連した京滋地元企業を吟味してみるのも良さそうです。

(※この日記は、証券投資の参考となる情報の提供を目的としたもので、証券の売買を勧誘する目的で作成したものではありません。投資に関する最終決定は、投資家ご自身の判断でなさいますようお願い致します。)

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