今週の見通し

一週間の株式相場見通しを、グローバルな視点から解説し、5つの参考銘柄も掲載しております。
※前週金曜日の夕方に更新しております。

2018年2月19日営業グループ


今週の株式見通し


 先週、NYダウは金曜日に続き410ドル高と大幅続伸。良好な経済指標は長期金利の上昇を促し株安要因になるとの懸念を逆手にとって、金利上昇の効果はこれまで低迷していた金融株買を引き起こし、それにつれてNYダウは15日時点で5営業日続伸した。一方、東京市場においては週明け13日(火)の朝方こそ買い優勢で始まったものの、後場になり㌦/¥で108円台まで進みリスクオフムードが高まり、その後世界的な戻り基調にもかかわらず日本株は9日から14日まで3営業日続落。週末の16日は、さすがに朝方から米国株の上昇やGlobex(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が底堅い流れとなっていることを受け、堅調な展開で終了した。



 15日、スターバックスコーヒージャパンは、企業とリース契約を結び、オフィス内やレジャー施設の食堂・カフェに自社開発のコーヒーマシンを設置する「ウィ・プラウドリィ・サーブ・スターバックス」という新サービスを発表した。米国においては20年ほど前からこのようなサービスを提供しており、現在、米国内の3万6千カ所にコーヒーマシンが設置されている。日本では2016年10月から先行導入されており、2018年1月までに東京や京都にある5つの企業が取り入れている。今後は、スキー場などからも同様の設置要請が数多く来ており展開予定とのこと。

 同社の期末時点の店舗数は1,304店。過去5年間で約300店舗も増加しているが、既存店舗の展開による成長のポテンシャル(潜在能力)はまだあるとしながらも、これまで店舗として出られなかった小規模商圏もまた魅力的なマーケットだとの結論を受けてのことだという。

 オフィスコーヒー分野ではUCC上島珈琲やネスレ日本が先行しているが、今回の新サービスでは20種類以上のコーヒーを提供することで差別化を図るほか、同社水口貴文最高経営責任者(CEO)によれば「働き方改革の一環で企業内のカフェスペースの需要は拡大している」とのことで、実はオフィス街の店舗では混雑を嫌い来店しない顧客も少なくなく販売拠点網を勤務中の好きな時間にコーヒーを楽しめるオフィス内に広げることで、オフィスで働く人の需要を深掘りするという。

 企業のオフィスなどはコーヒーの需要があっても利用者が限られる為、コスト面から今後は無人販売にも対応していく予定だが、現段階でのこの新サービスは有人サービスだという。コーヒーマシンに決済機能がついておらず、またコーヒーの温度や分量の調整は人が行うことになるなど課題は残るが、スターバックスはそれをカバーできるだけのブランド力を持っている。ますます手軽で身近になるコーヒー。コーヒー好きには朗報だろう。



 日経新聞によると、2017年4~12月期決算を発表した1,587社について「純利益の合計額は23兆6,364億円と前年同期比で35%増、5年連続で過去最高を更新した」という。昨年末までの企業業績は好調のようだ。しかし、一旦大きく変動した市場が落ち着きを取り戻すにはそれなりの時間が必要だろう。

 今週は、米国市場や為替の動きに神経質に振られる展開も予想されるが「株価は企業業績を写す鏡」のようなもの。大きな変動の中、明らかに業績と株価に歪みが生じている部分がある。好業績銘柄をしっかり拾っていくべきだろう。



参考銘柄

3092 スタートトゥデイ
【特色】衣料品ネット通販「ZOZOTOWN」運営。出店ブランドからの受託販売手数料が主な収益源
6149 小田原エンジニアリング
【特色】モーター用自動巻線機で国内首位、世界2位。自動車用、家電用が主。ローヤル電機を子会社化
6981 村田製作所
【特色】電子部品大手。世界トップのセラミックコンデンサーが主柱。原料からのセラミック技術に強み
7203 トヨタ自動車
【特色】4輪世界首位級、国内シェア4割超。日野、ダイハツを傘下。SUBARU、マツダ、スズキと提携
8053 住友商事
【特色】住友系の総合商社。油井管など鋼管は強大、CATVなどメディアも強い。資源は非鉄が軸

出所:東洋経済新報社「会社四季報」

当該参考銘柄は本資料作成時における、多岐にわたる材料・投資環境等を考慮し掲載しておりますが、銘柄の選定、投資判断の最終決定は、お客様ご自身の責任と判断でなさいますようお願いいたします。

西村証券株式会社
NISHIMURA SECURITIES CO., LTD.

〒600‐8007京都市下京区四条通高倉西入立売西町65番地
TEL:075-221-9390

金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第26号
加入協会:日本証券業協会
主な事業:金融商品取引業
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター

本書面は特定の金融商品の勧誘を目的として作成したものではなく、あくまで情報提供を目的とした書類です。書面上の株式市場見通し等は、本書面作成時の当社予想ですが、その後の市場動向・結果・影響等について当社が保証または責任を負うものではありません。また内容については予告なしに変更される場合もあります。本書面の著作権は当社に帰属します。当社の文章による承諾なしに、第三者への配布・コピー等はご遠慮ください。

※電子的配布不可

配当利回り一覧

今週の配当利回り一覧をPDFでダウンロードしてご覧いただけます。

バックナンバー

※2018年よりPDF2枚目に利回り一覧のバックナンバーも掲載しております

発行日PDFダウンロード
2018年02月13日 (PDF:3391K)
2018年02月05日 (PDF:3396K)
2018年01月29日 (PDF:3406K)
2018年01月22日 (PDF:3517K)
2018年01月15日 (PDF:3530K)
2018年01月09日 (PDF:3484K)
2017年12月25日 (PDF:634K)
2017年12月18日 (PDF:635K)

PDFファイルの閲覧にはAdobe Acrobat Reader が必要です。
インストールされていない場合には、Adobe 社のサイトからAdobe Acrobat Reader をダウンロード(無償)してください。